GoPro to the Future

GoPro HERO6を片手に毎日興味のあるものについて書く僕の隠れ家です。ゲーム、服、音楽、映画等、偏食かつ雑食のブログ。

将来名作と呼ばれるゲームを今プレイしている感動

スーパーマリオオデッセイが発売して一週間程たった。結論からいうと、今の段階でも断言できることは、このゲームは胸をはって人におすすめできる最高のビデオゲームである、ということだ。

 そしてそんなゲームが、今年はすでにもう一本任天堂から出ている。

偉大なゲームが同時に出た年

今年は、歴史的な名作が任天堂から二本出た。ひとつは『スーパーマリオオデッセイ』、そしてもうひとつが、Nintendo Switchと同時に発売した『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』だ。マリオオデッセイを語る時、なにかと横並びに語られることが多いブレスオブザワイルドであるが、マリオオデッセイを未クリアである現状、今日はこのゼルダについて語りたい。実のところゲームの進化としては、これが面白いことにマリオオデッセイとは真逆に行っている。「ゼルダシリーズの当たり前を見直す」というテーマの下開発された本作は、ゼルダシリーズどころか、既存のオープンワールドの当たり前さえ揺るがす、驚異的なものであった。「見えるところはどこでもいけます」というのは、オープンワールドにおいては使い古された謳い文句であるし、前情報だけを見れば、「ゼルダもいま流行りのオープンワールドかぁ」などとぼけっと思ったものだ。おそらくこの感想に至るには、メタルギアソリッド5、そしてFF15の存在が大きい。つまり、国産代表のメガトン級人気タイトルが、こぞってオープンワールドを採用していったという印象が強く、ゼルダもその流れのなかにあるのかなぁ、と考えていた。だが、そんなもやっとした心に風穴をぶちあけたのが、多くのブレスオブザワイルドプレイヤーの購入のきっかけになったであろう、E3 2016での3rdトレーラーであった。

 

 

このトレーラー、ブレスオブザワイルドを散々やりつくした今みても、またやりたいと思わせてくれる破壊力を持っている。いままで見たゲームトレーラーのなかでも、個人的には間違いなく1、2位を争うものだ。もちろん今までのゼルダも熱い展開や演出、感動的なストーリーを持っていたわけだが、それにしたってブレスオブザワイルドが持つ熱は、それらを置き去りにするほどのものだ。そして、その熱を3分ちょっとにつめこんだものが、このトレーラーである。このゲームがオープンワールドである理由、つまりリンクが記憶を失っているというシチュエーションや、ハイラルを駆けずり救いにいくゼルダ姫の存在、そしてシリーズイチといってもいいドラマチックな演出等、よくこんなに熱くなれるものが作れるものだと、こんなもん誰がどう見ても感動すると思う。なぜただのオープンワールドに終わらない感動があるのか、それは、オープンワールドであるということをあらゆる面から支えている、こういった背景設定や仕組みのおかげだと思う。僕自身、正直に言うと、ゲームを最後までやり尽くすということが歳を重ねるにつれ、なかなかできなくなっていた。だが、このゲームに関しては、ノーヒント手探りで祠をコンプリートしたいという気持ちを最初に抱き、その思いのまま本当に手探りで祠コンプリートまで一気にやれてしまったという、恐ろしい求心力を持っていた。「おもしろいゲームだった…」と思いすぎて、終わった時傷心した。またやりたくなってきた。

そしてマリオオデッセイ

さて、ブレスオブザワイルドが終わった時に「今までやったゲームで一番おもしろいなこれ」と素直に思ったわけだが、マリオオデッセイはすごい。「ブレスオブザワイルドは凄まじかったけど、どっちが好きかって言われたら、これマリオデかも…」と思ってしまうくらい、とにかく好きだ!もちろんおもしろいゲームなんてのは人によるし、大好きなゲームはいくらでもあるけれど、マリオオデッセイは任天堂のゲームに求めているもののほとんどが詰め込まれていると感じる。操作の気持ち良さ、エンタメとしての華やかさ、そしてゲームとしての面白さだ。まだまだやり尽くせていないので、クリアしてからまた感想を書きたいと思うが、たぶんこれクリアしたら傷心する間すらもなく、すぐにもっかい!ってなるタイプのゲームだと思うんだな…いずれにせよ、良いゲームです。

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ではまたあした。