GoPro to the Future

GoPro HERO6を片手に毎日興味のあるものについて書く僕の隠れ家です。ゲーム、服、音楽、映画等、偏食かつ雑食のブログ。

手入れしたレッドウィング(REDWING)ほど愛着のわくものはない

アイリッシュセッターをご存知だろうか。

犬の?と思った方、よくご存知です。僕はそのあたりまったく詳しくなく、アイリッシュセッターが犬種と知ったときは、ほえーと思ったものだ。

つまり、アイリッシュセッターという言葉は違うもので知ったということだ。それは何か。もちろん、レッドウィングのワークブーツだ。

 

Red Wing Shoes neon

 

ブーツとの付き合い方

アイリッシュセッター」はレッドウィングといえばこれ!というモデルで、ワークブーツの代表格でもある。その可愛らしいつま先の形状(モックトゥ)や、その名の通り犬のアイリッシュセッターを思わせる赤茶の色、そしてなんといっても手入れをしていくほど、履き込むほどに味が出てくる楽しさ、どれをとっても最高のブーツだ。

僕もこいつを一足持っており、それはそれは非常に気に入っている。夏場はどうしてもブーツには厳しい季節のため、ようやくブーツのシーズンオンでもある。というわけで、久しぶりに手入れをしてみたわけだけど、これがまぁほんと楽しい。

ちなみに手入れをしたあとの、我が愛犬アイリッシュセッターがこちら。

 

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いやぁ、最高である。もうブラシかけてリムーバーつけてオイルいれての作業が楽しいのなんの…そして仕上がったときの「お前は最高だゾッ!」感…ブーツの手入れなんて面倒くさそう…というイメージがあるかもしれないが、やってみると本当に楽しいし、信じられないくらい愛着がわくので、本気でおすすめ。自分のやり方は、今度やるときにまとめてみよう。

そして、アイリッシュセッターに限った話ではないが、レッドウィングのブーツは手入れをすればするほど長くもつ、もつもつもつ!!もうダメかもしれない、そんな状態でも、愛情持ってメンテすれば復活することもある。実は我がアイリッシュセッターも、そこそこ年季が入っているのだ。

 

犬初期半円タグ…ってこれかよ!

レッドウィングは100年以上つづている老舗ブランドであり、アイリッシュセッターはその中でもロングスパンでブランドの顔を担い続けている。そうなると、当然各年代によって、微妙にモデルが異なるわけだ。僕は昨日手入れをしながら、自分のアイリッシュセッターがどの年代のものかふと気になった。というのも、このブーツはもともと会社の先輩からもらったものなのだ。それもめっちゃくちゃドロだらけの汚れまみれになっている状態のもので、「いらないからこんなんでよければあげるよ〜」ってなチョーシで譲り受けた。なんでも先輩が学生のときに買ったもの…いざ受け取ったときは、いやさすがに古すぎだろそれ!ほらやっぱめっちゃ汚いしキズだらけじゃん!と思ったが、せっかくなので完璧に復活させてやろうと気合いを入れて手入れをした。そして、すっかり相棒にまで成り上がったわけだ。タランティーノの『ジャンゴ』のような、まさに奴隷からの叩き上げ的存在である。

話を戻すと、そんな先輩の学生時代に買われたこいつは、けっこうなオールドに該当するのでは、と思ったわけである。アイリッシュセッターの年代の見分け方は非常にわかりやすく、ブーツに縫い付けらている犬の絵のタグを見れば一発だと知った。

んで、うちのやつについてたのはこれ。

 

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かわいい赤いワンちゃんが描かれている。まさにこれがアイリッシュセッターなわけであるが、色々なサイトを見ていると、これは1990年の1年間(より短い)にのみついている、犬タグの半円初期型ってやつだと判明した。だいたい「希少です」「市場にはほとんど出回っていない」という、なんともロマンのある説明がついている。

とはいえ、もともとそこまで高価なブーツではないし、何十万円の値がつくといったものではない。無論、いただきモノなので、どこかへ流すなんてありえない。しかし、このタグをみながら「かっこいいな〜これ」くらいにしか思っていなかったので、それだけ出回っていないデザインのタグと知ると、なおさら「…かっこいいな〜これ!」と思えるのだから、人間単純なものである。なんにせよ、大事な相棒は、それなりのアイデンティティーを持っているようだ。俺はお前が誇らしい。

というか、四半世紀以上経って現役復帰してるのがすごい。

これからも大事に履いていきます、と締めたいところだが、男のワークブーツはガンガン履いてなんぼが持論なので、ガンガン履いてちゃんと手入れをしていきます。

では、また明日。